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メジャープロフェッショナル


杉山佳寿子 さん 1947年4月生まれ
ショクギョウ:声優
勤務先:株式会社青二プロダクション所属
愛知県名古屋市出身。1967年に放映された『冒険ガボテン島』のトマト役でアニメの声優としてデビュー。代表作は『アルプスの少女ハイジ』のハイジ役、『魔法のマコちゃん』のマコ役、『キテレツ大百科』のコロ助役など幅広く活躍。

  杉山佳寿子さんとコロ助からの応援メッセージが聞けます。

 


“チャンス”を生かして、
夢に挑戦!。

人気アニメ『アルプスの少女ハイジ』のハイジや、『キテレツ大百科』のコロ助の声をはじめ、テレビのナレーション、洋画の吹き替えでも有名な杉山佳寿子さん。現在、声優としてはもちろん舞台女優としても活躍されています。子どもの頃は内気で恥ずかしがり屋だったという、杉山さんがどのようにして、第一線の声優になられたのかうかがってみました。

 もう一度 杉山佳寿子さんとコロ助からの応援メッセージを聞く

いい声優は、
いい俳優であれ!
一概に声優とは、アニメ、映画の吹き替えや、ラジオドラマなどの声の俳優のことで、特別な資格が必要というわけではありません。が、たとえ才能があったとしてもいつ来るかわからない“チャンス”や“運”に恵まれなければ続けていくことさえ難しい。だからといって準備を怠ってしまえばその背中すら見ることが出来ない。
専門学校や俳優養成所などはその背中を見るための手助けをしてくれます。しっかりとした準備をし、いつか来るチャンスに備えることが出来るのです。

「勝ち取るゾ!」
アニメや映画の吹き替え役の選考は、オーディションがとても多く、50年以上この仕事を続けている今でもオーディションを受けたりします。「アルプスの少女ハイジ」(1974年〜フジテレビ系列)のハイジ役も、オーディションで決まりました。
ハイジのオーディションの当日、私、ひどい風邪で高熱が出ていたんです。全身のエネルギーを振り絞り頑張ろうと思ったんだけど、子どもの可愛らしい声が出なくて・・・(笑)、地声に近いハスキーボイスになってしまったんです(笑)。でも、その声が演出家にとっては「本当の子どもみたいでリアル」と見事合格。
ハイジの場合は特別な例ですが、通常のアニメのオーディションは戦闘意欲がないとダメ。「勝ち取るゾ!」という強いエネルギーが必要です。
アニメの場合、平面を立体化する作業だから、声にエネルギー・パワーが必要なのです。どんなリアルな演技をしても、エネルギー・パワーがないと、極彩色の世界の中では、声が行き場を失ってしまうし、まわりの音の中に埋まってしまう。かといって、変にオーバーな演技になると空々しくなってしまいます。
「良い声優は、良い俳優でなければならない。」
まずは声だけでなく、全身を使って、自分自身が一つの役になってみましょう!

内向的で人見知り
自分を克服のため児童劇団へ。
「セリフなら話せる。」幼心に芝居の面白さを感じた瞬間でした。内向的で人見知り。学校でも友だちの輪に入れなかった私を心配した父が『言葉の塾』に通わせたんです。NHK名古屋放送児童劇団の先生が自宅で開いていた塾で、早口言葉や発声練習、簡単なセリフのお芝居などを教えて頂きました。
小学1、2年ぐらいかな。「フツウに話すのは恥ずかしいけれど、セリフなら話せる」と、いま思ってみればあの瞬間が今の道への第一歩だったのかもしれません。そして小学4年の時に児童劇団に入団。ラジオドラマにも出るようになりました。初めてのセリフは「私、福神漬け嫌い」(笑)。体がまだ小さくてマイクに口が届かず、セリフの時だけ先生が抱っこしてマイクの前の台に乗せてくれた、なんていう思い出もあるんですよ。

人でも動物でもモノでも
“なりきって”
印象に残っている役は、『カバトット』(1971年フジテレビ系列)というアニメで、シャクトリムシの声をしたことです。これにはビックリしましたねぇ。台本にはシャクトリムシとしか書いていないし、シャクトリムシって鳴かないでしょ!?全然イメージしきれなくて、結局そのまま「シャク、シャク、シャク・・・」と(笑)。
 時々「どういう風に役作りをされるんですか?」って聞かれるんだけど、どんな役も同じなんですね。まずはその中身、気持ちを思うの。台本を読みながら「この子ならこんな風にしゃべるかな?」、「どんなものが好きなのかな?」って外見や性格をイメージしてみるんです。例えば、口が横に広がっている動物なら、自分も口を広げてみたり、太ったおばさんの役なら、大きく体を揺すってみたりと。だから、街を歩いていても電車に乗っていても、つい周りの人を見て「この人はこんな風にしゃべりそう」だとか想像してしまうんです。動物でも花でも道具でも「もし人間のようにしゃべったら、どんな声を出すのかな? 」なぁんて、考えるだけでも楽しいです。
こんな話もあります。アニメの『釣りバカ日誌 』(2002年〜2003年テレビ朝日系列)で、当時多摩川で話題になっていたアザラシのタマちゃんの役をした時なんですけど、台本を頂くまでオスかメスか分からなかったので「アウ、アウ」と鳴き声を一生懸命練習していたの。でも、あのアニメに出てくる動物はしゃべるのよ。犬だって(笑)。だから私も・・・しゃべっちゃいました(笑)。録音収録後に担当ディレクターに「オンエアーは3週間後だから、その時点で、多摩川からタマちゃんがいなくなっていたり、亡くなっていたりしたら、放映されませんので・・・」と言われてね。その日から毎日、「タマちゃんが死なないように、どこにも行きませんように」って祈っていました(笑)。願いが通じたのか、タマちゃんはそこにいてくれて、無事に放送されました。アニメタマちゃんもとっても評判が良かったので、その後も出演の機会を頂くことが出来たんですよ。

本番でまったく
声が出なくなった!
この仕事をしていて一番気を遣うことはやはり声のコンディションかな?声を使いすぎて出なくなったり、急性気管支炎になったりしたこともあります。でもその本番が翌週分の録音だったりしたら、スケジュールは延ばせない。やらないといけません。声が自由にならなくてもやらなくてはならない。これがこの仕事の一番キツイところかな。ある時、エアコンの真下に座っていて、本番に急に声が出なくなった時はもうどうしようもなかったです。普段から“最低限”は気をつけないといけませんね。といっても、あまり神経質にならないように、ほどほどにね。

私の声をみんなが
知っている。
私は、リカちゃん電話(1967年から始まった、リカちゃんの声が聞けるテレフォンサービス)の初代リカちゃんの声もやってたんですよ。いろんな電話サービスのはしりで、当初1年間の予定が何と29年も続くことになりました。当初、リカちゃんのイメージを守るため、声優名は公表されていませんでしたが、長い間担当できたのはちょっぴり誇りですね。
声優をやっていてものすごく嬉しいのは、私の声に対して、周りから反応があったときです。ハイジをやっていた時は、病院で療養生活をしていている子どもから、「クララのように私も頑張ります」というお手紙を頂いたり、「ハイジは海を見たことがないから、私が連れて行ってあげるね」なんていうメッセージもありました。
長寿番組や人気番組をやっていて、皆の前で“その声”で話してみると「キャー、○○だ!」って凄い反応があるのもびっくりですよね。食べ物の好き嫌いが激しかった子どもに電話で、『キテレツ大百科』(1987年フジテレビ系列)のコロ助の声で「好き嫌いを言わずになんでも食べるなりよー」って言ったら、その日から嫌いなものもパクパク、・・・なんてこともありましたよ。
 大切にしていることはチームワークです。仕事ってなんでもそうだけど、絶対に一人では出来ないですからね。同じ役者仲間、スタッフ、裏方さんたちと力を合わせて、みんなのエネルギーを大きなエネルギーの結晶に出来たらすばらしいですよね!
夢は必ず叶えられます。
やりたいことが何かわからかなければ、好きなことを思い浮かべてみてください。本当に好きならきっと頑張れるはずだから。最初から自分にはムリだなんて思わずに、まずアクションを起こしてみてください。 まったく経験したことのない分野なら、例えば専門学校などでちょっと試してみたら?具体的にどんな事をやればいいか分かると思います。そして、好きだったら絶対にできる!勇気を持って踏み出してください。心配なことや不安なことばかり考えないでね。私もまだまだ新しいことに挑戦していきますよ。一緒に頑張りましょうね!!

 もう一度 杉山佳寿子さんとコロ助からの応援メッセージを聞く

 
 
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