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言語聴覚士 2013.06.11 UP


>>Q&A
Q.  宿題で新聞の切り抜きをしていたら、失語症の記事を見つけました。失語症の人や、それ以外にも、コミュニケーションを取ることが難しい人がいて、その人たちをサポートする言語聴覚士という職種があることも知りました。言語聴覚士とは、どんな仕事をするのですか。
A.  私たち人は言葉によってお互いの考えや気持ちを伝え合いますよね。失語症の場合、これまで使っていた言葉が理解できない、自分の意図した言葉を発声できない、相手の言っている言葉が理解できないといった症状が出てきて、多くの患者さんは不安やもどかしい気持ちを抱きます。そんな人たちの心に寄り添い、日常生活に復帰できるよう、専門知識と技術でリハビリテーションをサポートしていくのが言語聴覚士の仕事です。

言葉を交わすコミュニケーションには言語、聴覚、発声、認知といった各機能が必要不可欠ですが、それが失われたり低下すると、失語症、聴覚障害、ことばの発達の遅れ、声や発音の障害などが発生する場合があります。言語聴覚士は、このような問題や発言メカニズムを明確にし、対処法を探るための検査や評価を実施し、その結果を元にそれぞれの人に合った訓練、指導、助言、サポートをする仕事です。

サポートの内容は幅広く、食物をうまく飲み込めなくなる「嚥下(えんげ)障害」など、食事をとることが困難な場合のリハビリテーションや訓練も担当します。障害の程度に応じて、口を開ける、物を噛む、飲み込むといった練習、適切な食事内容や食事方法の指導なども行います。

患者さんの中には、現状に諦めてしまっている人も少なくありません。しかし、専門的なサポートができる言語聴覚士は、諦めている人々に寄り添い、勇気づけることができます。自分に自信を取り戻し、言語障害を克服していく姿を間近で見られる素晴らしい仕事です。また、医療機関、保健・福祉機関、教育機関など幅広い領域で活動できるのもやりがいにつながります。

言語聴覚士資格取得には国家資格に合格しなければなりません。文部科学大臣が指定する大学、もしくは厚生労働大臣が指定する専門学校に入学し、専門知識や技術を身につけることが必須。学校卒業が国家試験の受験資格にもなります。言語聴覚士自体、あまり知られていない仕事のため、社会に出てから初めて知り、改めて学校に入り直す人もいます。

専門学校では、グループディスカッションで実例を取り上げ、訓練目標を設定したり、多彩なケースを想定したロールプレイなど、実践に近い授業を受けることができます。充実したカリキュラムと豊富な研修により、高度な知識が身につき、国家試験でも高い合格率を誇ります。中には、学内実習の場を設置している専門学校も。地域の方々の実例に向き合い、学生がインフォームド・コンセント(検査や治療の方針決定を患者様やそのご家族に説明し、同意を得て訓練すること)を行い、臨床現場での言語聴覚士に必要となる基本的な知識や姿勢を学び、現場力を養います。

嬉しいことや不安なことなど自分の感情が伝わらない、言いたいことが言えない言語障害には、幅広い年代の人が向き合っています。言語聴覚士は、コミュニケーションの面から豊かな生活が送れるよう、言葉や聴こえに問題をもつ人とその家族を支援できる、専門的な仕事です。やりがいのある仕事なので、ぜひ目指してみてください。


言語聴覚士の情報はこちら
http://www.syokutai.jp/job/detail/jb03860/

 
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