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医薬品分析スタッフ 2010.11.09 UP


>>Q&A
Q. 

理科が得意なので、理系に進学希望です。病気で苦しむ人達の役に立ちたい!という夢があるのですが、医薬品の研究員は大変なお仕事なのでしょうか?

A. 

もちろん簡単ではありませんが、病で苦しむ人たちを救うことができる立派なお仕事です。

 先日ノーベル化学賞を受賞した鈴木章さんと根岸英一さん。とても素晴らしく嬉しいニュースでしたが、一体どのようなことが評価されたのかは、専門的過ぎて理解できない方がほとんどだと思います。

 少し身近に感じていただくためにご説明すると、受賞内容は「パラジウム触媒によるクロスカップリング反応の開発」。これは異なる有機化合物同士を結合させ、新しい有機化合物を生成する反応のことで、私たちの生活に不可欠なプラスチックや合成繊維などを人工的に作ることのできる手法です。しかし、有機化合物に含まれる炭素が邪魔をするせいで有機化合物同士は結合しにくく、安定的に生成するのは大きな課題でした。1972年(昭和47年)に、アメリカの大学教授が有機化合物同士を結合させる「のり」的な役割をする「触媒(しょくばい)」にパラジウムという金属を使う新たな手法を発見しましたが、さらに安定した結合を目指して研究を進めたのが鈴木さんと根岸さん。まず根岸さんが「パラジウム」に「亜鉛」を加えることを見出し、鈴木さんは「亜鉛」よりも「ホウ素」を加えることで、より安定的・効率的に合成を進めることに成功したのです。

 これによって有機化合物を原料とする製品を安全に大量生産できるようになり、私たちの生活はより豊かになりました。この技術はテレビや携帯電話の液晶画面に使われる材料の製造に応用されていますし、国内で100万人以上が服用している高血圧の治療薬の原料にも、この技術が利用されています。また、新薬開発にも用いられていることから、治療法や治療薬が見つかっていない病気に苦しんでいる方の早期回復に、明るい希望が持てるかもしれません。

 新薬開発に至るまでには長い歳月と費用が必要ですが、お2人は「夢をあきらめない事」「一人一人が努力すること」が大切だと仰っています。

 医薬品分析スタッフになるためには大学で学ぶ以外に、専門学校で実践的な知識を身につけることも可能です。医療・医薬・メディカル・バイオなどのキーワードで学校を捜してみましょう。あわせて、現在の求人状況や収入等について調べてみるのも良いでしょう。

 進学するには学費がかかりますが、自分の好きな(目指す)安定した職業に就き、誇りを持って働くことができれば、その投資は絶対に無駄ではありません。病と闘う方々に光を注げるような研究を、多くの方が待ち望んでいます。志をもって、ぜひ頑張ってくださいね。

医薬品分析スタッフ
http://www.syokutai.jp/job/detail/jb03270/



 
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