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医療業界>救急救命士>

救急救命士

能美征司(のうみせいじ)さん1981年12月生まれ
救命士になって4年目
一分一秒を争う現場に
駆けつけるスーパーマン

病気や事故は、いつなんどき誰の身に降りかかってくるかわかりません。そんな時、いち早く現場に駆けつけ、的確な処置を施してくれるのが救急救命士。
命の現場の最前線で活躍するだけに辛い思いや苦労は耐えませんが、その分やりがいもある仕事だと、とても頼りがいのあるイケメン救命士・能美さんは語ります。



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>>きっかけ
友達の影響を受けて変更した進路
 子供の頃からスポーツが大好きだったので、もともとはスポーツトレーナーになるのが夢だったんです。プロのスポーツ選手になることは無理だけど、「せめて何らかの形で選手をサポートすることができないか」って考えてね。
 でも、スポーツジムでアルバイトをしていた時のこと・・・・・・そこで知り合った友人が救命士の専門学校に通っていて、彼の話を聞いているうちに「これだ!これしかない!!」って思うようになったんです。人の役に立つという意味ではスポーツトレーナーと共通する部分があったし、体を動かす仕事だってことがスポーツ好きの僕にとっては魅力的だった。そして何より「一分一秒を争うような緊張感のある現場で自分の力を試してみたい」というチャレンジ精神みたいなものがフツフツと沸きあがってきて。その友人の話を聞くまでは、救急救命士という仕事があることや、救急車が消防署にあるってことすら知らなかったんですけどね(笑)。 

>>職業について
自信と不安の狭間で
 血圧が高くなって気分が悪くなったおばあちゃんの元へ。それが就職してはじめての現場でした。専門学校時代に現場に即した訓練を数多くやってきたので、緊張感はあったものの、体はスムーズに動きましたし、幸いなことに、おばあちゃんも大事には至らなかった。署に戻ってホッと一息ついていると、一緒に現場へついて来てくれた先輩が「お前なら大丈夫だ!」と言ってくれた。それがとても嬉しかったし、自信にもなりましたね。
 ただ、僕たちが出動して向かうのは病気の人がいる現場ばかりとは限らない。「加害」によって傷を負った人がいる現場へ向かう時は、まだ犯人が近辺に潜んでいることも考えられ、「自分にも危害を加えられるかも・・・・・・」と緊張します。また、「火災」の現場でも常に危険がともなうので、不安が無いといえば嘘になります。救命士の仕事は人の命を救うこと。でも、しっかり自分の身を守れなければ、人を救うこともできないんです。だから現場に向かう時は、いつも細心の注意をはらっていますよ。 

>>やりがい
「ありがとう」の一言が嬉しくて
 処置をした方や、そのご家族から「ありがとう」と言っていただけるのが一番嬉しいですね。署に戻るまでは緊張感が張り詰めていて、救急車の中や病院ではさらっと聞き流してしまうこともあるけど、後になって思い出すと、「ありがとう」の一言が仕事をするうえでどれだけ励みになるかしみじみとわかるんですよ。それから、現場で活動中に、集まって来た一般の人たちの中から「救急隊ってすごいんだね」って誰かが呟いた声が聞こえてきたことがあって、なんだか誇らしげな気持ちになったこともあります。 

>>大切なこと
「この人を救いたい!」という気持ち
 専門学校時代の恩師に言われた「お前たちは、人が病んでいる所に行くんだぞ!」という言葉は今も心に残っています。他人から見たら「なんだこれぐらい」というような症状でも、ご本人やご家族にとっては一大事で救急車を呼んだわけだから、症状によって軽視してはいけない、という意味で言われたんですけど、そのことに関連していえば、「相手の立場になって物事を考える」ということも大切だと思います。病気の人や救急車を呼んだ人って、不安な気持ちでいっぱいなはず。その気持ちを少しでも和らげるために積極的にコミュニケーションをとるよう心がけていますけど、ナーバスになっている人に対しては、気ない一言で相手を余計に不安にさせてしまうことがないよう気をつけなければなりません。何気なく言った一言で、相手をよけいに不安にさせてしまうこともあるので。
 それから、常に向上心をもって仕事に取り組むこと。100%完璧な処置なんてありえないと思うんです。たとえ人の命を救うことができたとしても、こうしていたらもっと早く処置できたのに、とか、こんなこともできたかもしれないのに、っていう反省点が絶対に毎回あるはずだから。
 その他にも大切なことはいろいろあるでしょうけど、やっぱり一番大切なのは「この人を救いたい!」という強い思いですよ。この思いが僕らの原動力です。 

>>最後に
誰にでも人助けはできる
 人の死に直面することもあり、辛く厳しい仕事ではあるけど、その分やりがいのある仕事だと思います。救命士になるには体格に恵まれていなければいけない、とか、運動神経がよくないといけない、とか、女性には無理な仕事だとか思われがちだけど、そんなことはありません。例えば、車の中に閉じ込められた人を救出する場合、小柄な人のほうが役に立つかもしれない。また、不安がっている病人に対しては、男性よりも女性のほうが優しさや安心感を伝えられるかもしれない。
 要は気持ちなんですよ。人の役に立ちたいという気持ちさえあれば、誰にだって人のためにできることはきっとあるはずです。 

天職人データ
収入: 公務員なので、自治体の規約に準じる。
勤務時間: 自治体によって異なるが、能美さんの勤務する署では丸1日(24時間)勤務し、2日休みという3交代制
趣味・休日の過ごし方: 野球をしたり、ジムへ行ったりして、体を動かすこと。
市内の消火栓がどこにあるのかを確認する「地水理調査」をして過ごすことも。


最善の処置を施しながら、医療機関へ搬送します。


救急車の内部の様子。様々な器具を搭載しています。


器具の点検は1日に何度も行います。


出動時は常に緊張感を持つことが大事です。

 

天職人データ

8:00
出勤
6時半に起床して、自転車で署へ。経歴の浅いうちは、早めに出勤して細々とした雑用をこなします。
 
8:25〜 10:00
交代・申し送り
夜勤の方々からの業務の引継ぎや、上司からの業務連絡。
 
10:00
救助器具の点検
欠かすことはできない、重要な仕事。その他、車両点検や事務処理などを行いつつ、時間を見つけては訓練に励みます。
 
12:15〜12:50
昼食・出動
署内の食堂にて昼食中、緊急出動が入る。通常は13:00まで。
 
14:00 
帰署
現場から戻ると、必ず車両や器具などの点検・整備を行います。終了後、夕食まで訓練。
 
17:30〜20:30
出動
夕食中に2件立て続けの出動要請が。1日平均10件程度の出動があります。
 
23:00
仮眠
帰署後に車両や器具などの点検・整備を済ませて入浴。途中になった夕食を取り直します。その後、出動に備えながら仮眠。
 
3:00〜8:25
起床・署内の清掃
起床後は、点検・整備をして、出動に備えます。交代前に署内の掃除も行います。
 
8:25
業務終了
交代のスタッフに引継を済ませると、長い一日の終了です。家に帰ってしっかり休みます。

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