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リハビリ業界>柔道整復師>

柔道整復師

橋本吉史さん1980年生
ショクギョウ:柔道整復師/(有)SIRIUS 整骨院ありす院長
キャリアプロフィール:スポーツトレーナー育成校を卒業後、柔道整復師を養成する学校で学び、資格を取得。2軒の整骨院での見習い助手を経て、(有)SIRIUSに入社、現在院長。
骨折、ねんざ、腰痛、関節痛などに専門性を生かし、地域の人々の健康に貢献

養成期間で3年間、解剖学など基礎科目と臨床系専門科目を履修し、国家資格を習得して研修を重ね「やっと一人前になれますが、多くの人から『ありがとう』と喜ばれる、素晴らしい仕事です」と胸を張る橋本吉史さんです。



学べる学校一覧

>>きっかけ
整骨院での研修時「ありがとう」と感謝され、進路が決まりました
人間には衣食住が基本だと「住」の仕事、大工になろうと思っていたのですが、よく考えれば、建物は人体と共通する部分が多くて。例えば柱は骨格、壁は皮膚、電気系統は神経という風に。そんなことを考えているうちに、人はなぜ動くのかと興味を覚え、もともと運動も好きだったので、スポーツトレーナーになろうと広島の専門学校に通うことにしました。民間のスポーツトレーナーやマッサージの認定証も取得しましたが、在学中に講師が開いている大阪の整骨院へ研修に行ったのが、この道に入るきっかけになりました。そこで患者さんから故郷や大阪のいろんな話を聞いて、人の温かみに触れたのと、「ありがとう」と感謝されたこと。それまで人に感謝されることってそんなになかったし、鍼灸師か柔道整復師を目指すことにしました。講師の先生に相談すると「開業権があり保険の取り扱いもでき、独立開院できる柔整師になりなさい」と勧められ卒業後、大阪の柔道整復師の専門学校へ行くことにしました。 

>>職業について
地域医療に携わるほか、リハビリやプロスポーツに関わる人も
柔道整復師といっても聞き慣れないと思いますが、日本古来の武道、柔術から生まれたもので、昔は「接骨院」「骨つぎ」などと呼ばれ、親しまれてきました。仕事内容は、ねんざ、骨折、打撲、脱臼などの処置をします。まず診察し、異常を正してテーピングしたり、固定します。医師の同意が必要な処置も多く、連携しておこなう場合も多々あります。頸椎や腰椎、関節の痛みで来られる方も多く、運動機能の回復を目指したり、日常生活改善のサポートなど、仕事内容は多岐に渡っています。また骨折や脱臼などの急性疾患と、腰痛、肩こりなどの慢性疾患の両方の患者さんがおられ、治療結果がすぐ出る場合もありますが、長く関わることも多く、信頼関係を築くことが大切です。他に事務もしますし、診療所を任されたり開業すれば、経営面の仕事も含まれます。
私のように整骨院で働き地域医療に携わる以外にも、整形外科に勤務する者、スポーツリハビリに従事する者、プロスポーツの世界でメディカルトレーナーとして活躍している人もいます。 

>>こんな苦労も
下積み時代の苦労があってこそ、今があると分かります
3年間、専門学校で整形外科学、リハビリテーション医学、柔道整復実技など、多くの科目を履修して知識と技術を学び、国家試験を受けます。学費や生活費などあまり親に負担をかけたくなかったので、在学中も整骨院で見習い助手をしていましたが、もちろん収入は少なく、3人で共同生活をしていました。そのときお金の大切さが身にしみましたね。いま医院で働いている見習助手たちも同じだと思うので、できるだけおごるようにしてますが、こんなことを言ってるのがわかったら、ちょっと大変かな(笑)。
また狭い医院で何人もが働くわけですから、上司や後輩との対人関係、また患者さんとの関係も、思った通りにいかないこともあります。研修中は「兄ちゃんで大丈夫?」とか、子供から「先生きつい」と言われたことも。また高齢の患者さんに「こういう運動をしてください」と指示してもされず、「治らない」と苦情を言われたこともあります。
今では何でも対処できるようになりましたが、下積みあってこそ今があると分かります。「若いときの苦労は買うてもせよ」ってほんとですね。 

>>やりがい
損傷が治ったり、機能が回復し、日々「ありがとう」の言葉が聞ける仕事
先日、ヒジが抜けたと大声で泣く子をお母さんが心配そうに連れてこられて。すぐに治って子供はけろっと泣きやみ、お母さんも「任せて良かった」と胸をなで下ろし、親子2人から「ありがとう」って頭を下げられました。
  またねんざの後遺症でしびれていた手が良くなったり、物が持てなかったのがつかめるようになったり、失われた機能を回復させるお手伝いをし、その成果を目の当たりにするのは、ほんとに嬉しいことです。
毎日「ありがとう」と感謝される仕事は、そんなにないと思うし、日々充実しています。 

>>最後に
治療と癒しと両面からのアプローチを心がけています
来院される方は年配で一人暮らしの方も多く、体だけでなく心のケアも大切に考えています。
ベッドは6台有り、受付や施術者、患者さんを含め、いつも10人ぐらいはいますが、ほんとに明るくにぎやかです。患者さん同士が友達になったり、もちろん僕らともいろいろしゃべります。言葉で表現する、会話をするって、すごく大事なことですから、患者さん達に活力を与えられるよう、こちらも元気に声をかけています。マッサージを受けて「癒されに来ている」、施術して「ほんとに楽になった」と言われることもたびたびです。
  仕事を通し多くの人に出会い、人に喜ばれる嬉しさを知り、さらに喜んでいただけるよう頑張ろうと思いますし、そんな風に自分を成長させてくれる仕事です。 

天職人データ
給与: 資格取得後の初任給は約25万円。院長になった今は一部上場企業に勤める同級生より多い。
趣味: 水泳、ゴルフ、読書


問診した後、電気療法を行う


マッサージも治療に有効


手が足りないときは受付や会計もする


カルテに記入


明るい病院づくりを。患者さんにもパワーが伝わるはず。


むち打ちの患者さんに牽引治療を施す

 

天職人データ

8:00
出勤
自分の体を使って施術するので、ストレッチなどをして準備をする
 
8:30
施術開始
問診して患者それぞれにあった治療を行い、カルテを作る。牽引機などの機器を使うこともある。患者さんと良い関係を築けるよう、見送りもする。午前中に約10人ほどの患者さんをみる
 
12:00
昼食
休憩。
 
13:00
往診
脳梗塞で寝たきりになっている患者さんなど、診療所に来られない人を往診、今日は3軒。
 
15:00
施術
診療所で施術、往診に行くときもある。受付は8:00までだが、9:00過ぎまでかかることが多い
 
21:00
終礼
片付けをし、終礼して本日は終了です。

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