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音楽業界>映像・音響エンジニア>

映像エディター(映像・音楽エンジニア)

岡村康弘さん1971年生
ショクギョウ:映像エディター/有限会社亀人(かめんど)
キャリアプロフィール:専門学校卒業後、テレビ映像の編集会社で10年間、エディターとして勤務。その後フリーとなり、有限会社「亀人」の立ち上げに参加。現在、バラエティ番組の編集などを担当。
担当した作品が電波に乗るのが一番の楽しみ。

撮影された映像を、番組の意図に合わせテーマごとにつなぎ合わせたり、テロップを入れたりして作品を完成させていく映像エディター。岡村さんは、キャリア14年。現在4年前に編集室に立ち上げた亀人の一員として活動しています。



学べる学校一覧

>>きっかけ
機械にハマって方向転換。
僕の場合は、最初から映像エディターを目指していたわけではないんです。  中学生の頃から、テレビ業界に憧れていて、自分もテレビの仕事をしたいと思っていました。それで、まずディレクターになろうと思い、映像の専門学校に入ったんです。でも、学校で、いろいろ学んでいるうちに、ディレクターよりも、機械をいじって作品を作っていく、エディターの方が、おもしろくなっていったんですね。
授業では、演出論や照明論、撮影技術など、映像全般について勉強するのですが、一番興味を引かれたのがコンピュータなどを使って、カメラマンが撮影した素材を元に、映像を加工し、まとめ、完成させていく編集作業でした。もともと機械が好きだったので、すっかりハマってしまった感じでしたね。加えて、バラバラに撮影されたものを、順番にひとつひとつ組み合わせ、ストーリーを作っていく工程にも、すごく魅力を感じました。で、先生に「僕、編集するわ」って言って(笑)、方向転換したんです。 

>>こんな苦労も
ハラハラ・ドキドキの新人時代。
2年間学校で映像の基礎を学んだ後、テレビ映像の編集会社に就職しました。最初は、先輩の横について、次に使うカットの頭出をしたり、アシスタント的な仕事や雑用に追われていました。でも、この業界は見て学ぶ世界なので、仕事について先輩が教えてくれるわけではないんですね。先輩のやることを見ながら、自分でひとつずつ覚えていくしかないんです。与えられた仕事をこなしながらも、時間を見つけては自分で練習したりしていました。
初めて仕事を任せてもらえたのは、入社して約1年後です。深夜のスポーツニュースでした。夜の8時、9時くらいに試合が終わって、それから、撮影された映像をディレクターと相談しながら、つなぎ直し、深夜12時の番組に間に合うように完成させないといけないんです。「間に合うのか」、「果たして自分にできるのか」というプレッシャーはもちろんありましたが、それよりも、もう無我夢中で作業していたことを覚えています。何とか無事仕上げ、その映像が初めて電波に乗った時は、もう感無量でしたね(笑)。 

>>職業について
仲間の言葉で退職を決意。
新人は、まずニュース番組で勉強しながら経験を積んでいくのですが、時間との競争なので、大変でした。時間が迫る中、やり直しをさせられたり、先輩に「なんでこうやねん。違うやろ」と叱られたり、失敗を繰り返しながら、仕事を覚えていきました。
仕事に対する手応えみたいなものを感じ始めたのは3年目くらいからです。その頃には、スポーツニュースからも卒業し、バラエティ番組を担当していたので、テレビ局に行かないで、事務所にこもって仕事をするようになっていました。ニュースみたいに時間に追われることはなくなりましたが、反対にいつ仕事が終わるか分からない状態で、徹夜が続いたこともありました。休みを取れるのも月に1〜2日くらいでしたね。
そのうち、会社のやり方と自分のやりたいことが噛み合わなくなってきて、モンモンとしていたんです。ちょうどそんな時に、仕事仲間だったディレクターが、「編集室を作りたいんだけど、一緒にやらないか」と声を掛けてきたんですね。どんぴしゃのタイミングでした(笑)。で、退職し、今の編集室の立ち上げに参加したんです。 

>>やりがい
目標はドキュメント番組。
編集室を立ち上げたものの最初の半年間は、仕事があまりなくて「あちゃ〜失敗したかなぁ…」と思いました(笑)。半年を過ぎた辺りから徐々に仕事が入ってくるようになり、今やっと波に乗ってきたかなって感じです。現在、担当しているのは関西ローカルのバラエティーや情報番組などです。
今でも、自分が編集した番組が電波に乗るのを見るのは、うれしいですよ。いくら徹夜してしんどい思いをしても、完成した時と、電波に流れた時の喜びは格別です。その思いは新人の頃と変わらないですね。
今後やってみたいのがドキュメンタリー番組です。これまで経験がないので、ぜひやってみたいと思っています。 

>>最後に
機械の進化についていくのが大変。
この仕事を続けていく上で一番大変なところは、自分より機械の方が進んでしまうことです。リニア編集(テープからテープへ、ビデオ映像をダビングしていく編集法)からノンリニア編集(パソコンによる編集)になり、一段落したと思ったら今度はハイビジョンになって…機械の進化の流れが速いので、その都度、勉強しないとついていけないし、また新しくなる度に機械を購入するのも大変です(笑)。
エディターは、どちらかと言うと、気長にひとつのことが出来る、のんびりした性格の人が向いているかも知れません。根気と丁寧さは欠かせないと思います。
もともと僕はテレビが大好きなテレビっ子だったのですが、今は、仕事柄、テレビを見ても純粋に楽しむことができないんですね。編集の仕方が気になって、「なるほどこういうやり方もあるのか、今度使ったろ(笑)」とか、「自分ならこうするのに」なんて思いながら見てしまうんです。それが、ちょっと残念です(笑)。 

天職人データ
収入: 正直言って、他の業種と比べて、ギャラはむしろ低い方だと思います。ただ、学歴とかはまったく関係のない世界なので、実力で勝負できるところが魅力だと思います。
趣味: 映画鑑賞


モニターを確認しながら、使うカットを選び映像を繋ぎ合わせ、特殊効果やテロップなどを入れて完成させます。


キーボードを素早く操作しながら編集作業を進めていきます。


編集作業に使われる機材がズラリ。エディターにとっては何よりの宝物です。


岡村さんの専用ルーム。ほぼ1日、この部屋にこもり仕事をしています。


完成したテープをテレビ局に納品。時には徹夜で仕上げることも。

 

天職人データ

10:00
仕事開始
ディレクターから受けとったビデオテープを元に、ひたすら編集作業に没頭。
 
13:00
昼食
お昼を食べる時間は日によってまちまちです。時には、3時を過ぎることもあります。出前を頼むことが多いですね。
 
13:30
仕事開始
大半は、事務所で編集作業。ときどき完成した作品をテレビ局に持って行ったり、依頼された仕事の素材を受けとりに行くことぐらいで、完全に運動不足だと思います(笑)。
 
21:00
帰宅
帰る時間もまちまちで、忙しい時は、徹夜することもあります。

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