天職みつけ隊 職業体験ネット 将来の職業選びをサポート
  • TOPページへ戻る
  • 世の中の職業を調べる
  • バーチャル体験
  • 活躍する天職人
  • 仕事進路相談
  • 人気職業ランキング

デザイン業界>インテリアデザイナー>

照明デザイナー(インテリア)

桝田佳明さん1968年生
ショクギョウ:照明デザイナー(マネージャー兼チーフプランナー)/ヤマギワ株式会社 計画デザインセンター
キャリアプロフィール:15年
創造力とコミュニケーション力を磨いて。

ヤマギワ株式会社の計画デザインセンターで、建物全体の照明プランを立てています。この仕事は創造力やセンスだけでなく、クライアントや建築士などとのコミュニケーション力が必要なので、日々、アンテナを張り巡らしてさまざまな情報をキャッチしています。



学べる学校一覧

>>きっかけ
完成した作品がずっと残る照明デザイン
照明デザイナーってどんな仕事がご存じですか? 簡単に言うと照明器具のデザインですが実際には幅広く、私の場合、ビルや家などの大きな建物に対しての照明プラン全般を担当しています。依頼は建物を設計する段階で来るから、照明だけでなく、図面もある程度は理解できなくてはなりません。完成した建物が、光によって見え方がずいぶん変わってくるので責任も重大です。
でも、私がこの仕事をするきっかけは、結構簡単なんですよ。子どもの頃からずっと、プラモデルやおまけ集めが大好きだったから、モノ作りのデザイナーになりたかった。それだけだったので、高校卒業後は迷わず、プロダクトデザイン(工業デザイン)の専門学校に入学しました。でも、どうしても英語もマスターしたかったので、卒業後はアメリカの大学に行きました。専攻も同じなので、デザインと英語の両方が勉強できるというワケです。少し違ったのは、大学では照明の授業があり、器具としての“灯り”に興味を持ったのです。帰国後は、プロダクト(製品)だけでなく、光の提案もできるこの会社に運良く入社できました。 

>>やりがい
いざ仕事となると、想像と違っていた部分も多い。
光を計算に入れた製品のデザインとなると「そこまで綿密に考えなくてはいけないのか」というぐらい、何もかもが新しいことばかり。それに、学生時代はある課題のもとで、好きなデザインができましたが、仕事になると単に形だけでなく、コストや効率面も大きく絡んでくるので難しいです。でも、自分のデザインや提案が完成すれば目に見えるので、ものすごくやりがいを感じます。少なくとも建物がなくなるまで残るのもモノ作りの醍醐味です。それに「あなたは、どういう仕事をやっているの?」って聞かれた時、大小に関わらず「コレです」とはっきり『作品』を見せられますからね。
だけど、デザインの段階で「これで完璧!」と思っていても、完成するまでまったく分からないという怖さもあります。光が明るすぎたり、暗すぎたり、クライアントからダメだしが入る時は、何年この仕事をしていてもつらいもんですよ。でも、そこから得るものは多く、新たなことを学ぶチャンスになりました。 

>>大切にしていること1
コミュニケーション力は絶対に必要。
この仕事に必要なのは、デザインセンスはもちろんですが、コミュニケーション力だと思います。こちらは常に提案する側で、聞く相手は施主や建築士、施工関係者など。会話の中でどれだけ自分の意見が表現できるかが、『カギ』となるワケです。
人と話すためには、まず自分自身がいろんなことを知っていなければならない。だから、興味のある新しい建物が完成すると必ず見に行きます。また、普段、同じ道を通っていても新しい店ができたら、たとえ10分でも寄り道をして中をのぞいてみるなど、町のちょっとした変化を見逃さないようにしています。
仕事以外でも、身の回りで新しい商品が出ると、自分なりに分析します。たとえば携帯電話は常にデザイン、機能が変わるのでおもしろいですね。情報量は多ければ多いほど勉強になるので、私の頭のてっぺんには、何本もの“アンテナ”が立っていますよ。 

>>大切にしていること2
専門以外の特技を生かせば新たなチャンスが!
デザイナーとしてさらにグレードアップするには、専門以外の「特技を生かす」ことも大切ですね。私の場合は英会話力。クライアントや仕事の関係者が外国人であれば、英語が話せないと前に進まないので、そういう仕事は私のところに回ってきます。英語力に限らず、人と違った“何か”があると仕事の幅が広がることは確かです。
そして将来は、照明デザイナーを目指す人に、私の経験や技術などを受け継ぎたいと思っています。できれば専門学校や大学などで教えたいですね。というのも、私は日本の専門学校とアメリカの大学を出ているので、両者の教え方の違いを知っています。日本は、先生のやり方をそのまま教えるので、技術的な細かいことがしっかり学べますが、アメリカでは学生の個性を大切にするので、より創造性が伸ばせます。だから、私は両方のいいところ取りの授業をしたいんです。 

>>最後に
照明デザイナーを目指す人へ
照明デザイナーになるためには、建築士などのように法的な資格はいりませんよ。私が持っているのは、『照明コンサルタント』の資格です。住宅やオフィス、店内ディスプレイなど、各々の環境に応じた照明計画の提案やコンサルティングを行う専門家のことで、学校などで勉強する方法もオススメですが、私の場合は入社してから通信教育で取りました。どんな職業についても言えることですが、無理矢理それに関連づけて勉強する必要はないと思います。若いうちは視野を広げるためにも、いろんなことを見たり、聞いたり、本を読んだりした方が絶対にいい。私も学生時代は、デザインだけでなく、絵画や陶芸などにも目を向けました。そこから新しい自分も発見できる。まずは、いろんなことにチャレンジを。それらは目的の仕事に就いた後にも役立つはずです。 

天職人データ
収入: 本音はもう少しほしいってところ。
趣味: 車。海外ドラマ、映画鑑賞。
勤務時間: 9時〜18時(残業あり)


机に向かってデザインするだけでなく、クライアントとの打ち合わせも大きい。


パソコンと入社以来15年間愛用している製図ペンが、照明デザイナーとしての私の必須アイテム。


常に新情報を得るため、国内外の建築雑誌には必ず目を通す。


建物は「灯り」によって外観も内観も見え方が左右されるのでやりがいを感じる。


自分の作品は本(写真集)に収められ、きちんと残される。

 

天職人データ

9:00
出社
メールチェック、打ち合わせ、照明デザインなど。 社内の打ち合わせでは今、各自が担当する仕事の確認などをします。
 
12:00
昼食
会社の近くに新しいお店がオープンすると、そこへ行って食事。直接、間接の照明器具やインテリアなどをしっかりチェックします。
 
13:00
パソコンに向かっての照明デザインだけでなく、クライアントの打ち合わせなども多いです。
 
18:00
退社
納期が迫ってくると、深夜に及ぶこともあります。

学べる学校一覧
 
  HOME    お問合せ     プライバシーポリシー/利用規約
このサイトはInternet Explorer 6.0以上推奨です。